更年期障害

更年期障害は、加齢に伴うホルモンバランスの変化が主な原因だと言われています。更年期障害は閉経前後の期間に生じるもので、月経を起こすエストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンが関係しています。閉経が近づくと女性ホルモンが減少し、ホルモンバランスが保てなくなることで更年期障害が起こります。

女性ホルモンは脳の指令により卵巣から分泌されます。しかし、更年期になり卵巣の機能が衰えると、いくら脳が指令を出してもホルモンが分泌されず、脳が混乱してしまいます。この脳の混乱によって自律神経が乱れ、更年期障害を引き起こします。加えて、環境や心身のストレスが症状を重くしている可能性もあります。

更年期障害の症状については、のぼせや発汗、不眠、めまい、吐き気、腰痛や手指の痛みなど、人によってさまざまです。閉経を挟んだ前後10年間を更年期と呼び、45～55歳前後の女性が抱える不定愁訴の多くは、更年期障害の症状だと言われています。症状は主に血管運動神経系の症状、消化器系の症状、運動器官系の症状、皮膚・分泌系の症状、精神神経系の症状、泌尿器・生殖器系の症状の6つに分かれます。

血管運動神経系の症状としては、動悸やむくみ、のぼせ、発汗などが挙げられます。消化器系の症状では吐き気や胃もたれ、胸焼けなどがあり、運動器官系の症状は肩こりや腰痛、手指の痛みなどが代表的です。皮膚・分泌系の症状は喉の渇きやドライアイなどが挙げられ、精神神経系の症状には頭痛やめまい、イライラ、不安感、不眠などがあります。また、泌尿器・生殖器官の症状は月経異常や尿失禁などがあります。

鍼灸治療には、自律神経を整えて血流の改善を促すとともにホルモンバランスを整える効果があります。ホルモン剤の副作用が心配な方は、鍼灸治療を選択するのも方法のひとつです。当院では、人が本来持つ自然治癒力を最大限に引き出し、無理なく症状を改善していきます。

更年期障害による不調は、当院にお任せください。

当院は、葵区に4院展開する接骨鍼灸マッサージ院です。
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