• 耳が突然聞こえにくくなった
• 耳が詰まった感じがする(耳閉感)
• 音が二重に聞こえる、響く、エコーがかかる
• 耳鳴りが続く
• めまいや吐き気が起きた

突発性難聴は、突然発症する原因不明の感音難聴です。 何の前触れもなく突然聞こえなくなった、または朝に目が覚めて気づくような難聴が多いです。

難聴の改善・悪化の繰り返しはなく、左右どちらか一方に起こる場合がほとんどです。

原因は明確になっていませんが、これまでの研究では神経系の障害・血流障害・内耳のウイルス感染・身体的外傷・日常生活上のストレスなどが関与していると考えられています。

神経障害では耳の聴覚神経に病気や障害が起こっていたり、血流障害では何らかの原因で内耳に血流障害が生じ、十分な酸素や栄養素が供給されなくなっていたりします。また、交通事故、スポーツでのケガなどで頭部への打撲や急激な減圧が生じることも原因のひとつです。

突発性難聴の原因は複雑であり個人差が大きいため患者様の生活環境から整えていく必要があります。

当院では主に、直接筋肉にアプローチする手技療法、東洋医学的な観点から施術を行う鍼灸施術、電気温熱療法を行っていきます。

突発性難聴の施術では、突発性難聴に至った原因を追求し、患者様一人ひとりに最適な施術を行っていきます。鍼灸施術としては、東洋医学におけるツボである、耳の周囲にある耳門（じもん）、聴宮（ちょうきゅう）、聴会（ちょうえ）というツボを刺激したり、耳を含めた首から上の血流改善に効果がある天柱（てんちゅう）、完骨（かんこつ）といったツボも刺激します。

さらに、手技療法にて首・肩・背中の筋肉、関節にアプローチし患者さんの状態に合わせて施術方針を決めていきます。お気軽にご相談ください。