• ひねった患部に痛みや腫れがある
• 内出血を起こして皮膚の色が変わっている
• 患部に熱を持っている
• 患部に体重をかけられない

捻挫とは、不自然な形にひねることで関節の靱帯や腱、軟骨などが傷つく怪我のことです。 関節部分の血管が傷ついて内出血を起こすと、その部分が腫れてきます。

手首・足首・肘・膝・肩・指・腰などに多くみられ、突き指も捻挫の一種です。

捻挫の原因は主に、転倒やつまずきによって足首や手首などを捻り、関節部分が傷つくことで起こります。きっかけは、スポーツでの激しいぶつかり合いや走っている最中の急な方向転換、交通事故、転倒、段差の昇り降りなどさまざまです。

捻挫は特に手首・足首・肘・膝・肩・指・腰などの関節に生じることが多く、着地時にひねったり反動で関節が曲がったりすることで起こります。

高齢者など、足元の筋力低下に伴いつまずきやすくなり、人によっては歩くだけでも捻挫することがあるため注意が必要です。

当院では主に、直接筋肉にアプローチする手技療法、東洋医学的な観点から施術を行う鍼灸施術、電気温熱療法を行っていきます。

捻挫の施術では、損傷した部位に対して超音波施術を行い患部の炎症を抑え、手技療法にて筋肉の緊張をほぐす施術を行います。その後、包帯固定で患部を圧迫し腫れを抑えて動かないようにします。

腫れや痛みが軽減してきたら、関節の機能障害を起こさないために少しずつ関節を動かしていく運動を行い、可動性を回復させていきます。